1. トップページ > 
  2. コラム > 
  3. ブランクが長い薬剤師の働き方は?転職成功するポイント

ブランクが長い薬剤師の働き方は?転職成功するポイント

薬剤師全体の60%は女性が占めており、薬剤師の職場は多くの女性が活躍しています。
女性は結婚や出産、子育てなどライフイベントに伴い仕事を辞め、ブランクが長くなる人も多いです。
薬剤師は全国に通用する国家資格ですから、子育てが落ち着いたら仕事に復帰する方も見られます。
お子様が小学生になるまではママさん薬剤師としてパートや派遣の働き方を選ぶ方も多いです。
そこで今回は、ブランクが長い薬剤師が仕事に復帰するコツ、転職成功のポイントをご紹介します。

薬剤師はブランクがあっても転職できる


一般企業の場合、長いブランクはキャリアに影響しますが、薬剤師の場合はそうではありません。
薬剤師はブランクがあっても、希望の条件に合った職場へ転職することが可能です。
再度キャリアアップを図る人や子育てと仕事を両立のために時短勤務でマイペースに働く人もいます。
現代は少子高齢社会に伴い、薬剤師をはじめ医療従事者の人手不足が深刻化しています。
近年は全国的に大手ドラッグストアチェーンや調剤薬局の出店が増えており、薬剤師の職場は多いです。
薬剤師の転職市場は売り手市場にあり、薬剤師資格があって働く意欲がある人は仕事が見つかります。
ブランクが長い薬剤師でも仕事が見つからずに無職が続くことはありません。
ドラッグストアチェーンや調剤薬局では未経験者も募集しています。
病院勤務の経験しかない薬剤師も研修制度があれば安心して転職することができるのです。

ブランクが長い薬剤師におすすめの職場


ここからは、結婚・出産・子育て・介護といった理由でブランクが長くなってしまった薬剤師におすすめの職場をご紹介します。
ブランクのある薬剤師に対する受け入れやすさは職場によって異なりますが、一般的な目安を解説します。

ドラッグストア


ドラッグストアは通年薬剤師を募集しており、求人数が多い職場です。
「ブランクあり」「未経験者歓迎」「時短勤務」など条件の柔軟さがおすすめポイント。
大手ドラッグストアや調剤薬局の場合は研修制度が充実しています。
「忘れてしまったかも…」「調剤業務が不安…」という方も知識を身につける環境が整っています。
ドラッグストアはOTC医薬品・日用品・化粧品など幅広い商品を取り扱う職場です。
パート勤務は負担が少ないですが、OTC医薬品の選び方や発注、品出しなど業務範囲は広いです。
ドラッグストアの職場は、患者様ではなく、お客様商売になるので、接客が好きな方に向いています。
調剤業務や服薬指導を中心にしたい方は調剤薬局併設型のドラッグストアがおすすめ。
ドラッグストアは年中無休で深夜まで営業する職場が多いです。
育児・介護と両立する人は労働条件をよく確認しましょう。

調剤薬局


ブランクがある薬剤師には調剤薬局もキャリア再開におすすめの職場です。
求人数も多く、一度は調剤薬局で働いたことのある経験者は転職できるでしょう。
大手の調剤薬局の場合は、ブランク開けの薬剤師向けに調剤研修、接遇の研修がある場合もあります。
ただし、人手不足による多忙な職場では、処方箋の枚数をこなせるまで時間がかかるかもしれません。
患者数の多い病院近くの門前薬局の場合は職場で働いている薬剤師の人数を事前にチェックしておきましょう。

病院


病院の場合は、ブランクのある薬剤師の受け入れ体制は異なります。
高度医療を提供する急性期病院は即戦力となる経験者を採用するケースがほとんどです。
ブランクがある場合は、慢性期病院や大学病院の方が転職しやすいでしょう。
病院では調剤薬局やドラッグストアのように中途採用向けの研修制度は少ないです。
調剤業務や服薬指導に自信のない方は仕事をしながら知識の習得に努めましょう。

ブランクが長い薬剤師が仕事に復帰するコツ


育児や介護によってブランクが長い薬剤師も計画的に転職活動をすれば、復帰は現実になります。
まず、キャリアを優先するのか、それとも育児や介護とバランス良く両立するのか決めることが大切です。
キャリア優先ならば正社員を目指して、昇格やキャリアパスまで視野に入れましょう。
育児・介護と両立する方は、残業のない職場や時短勤務を導入している職場を検討すると良いです。
ベストな働き方は人それぞれですから、自分が納得できるライフスタイルに合わせて仕事を選びます。
薬剤師転職の面接では必ずブランクの理由を聞かれますので、ポジティブな答えを準備してください。
「退職後は子育て介護に専念しましたが、一段落したのでまたキャリアを再開させたいです。」と前向きに受け答えれば理解してもらえます。
前職の退職理由が年収の不満や人間関係で悩んでいても、ネガティブな受け答えは避けましょう。
「ブランク期間には自主勉強も継続しています」と伝えればやる気を感じられ、好印象を与えます。

ブランクが長い薬剤師の働き方


ブランクがある場合、調剤業務を忘れてしまったり、知識が薄れてしまったと悩む方は多いです。
転職先が決まったら、スムーズに業務に入れるように計数調剤や軟膏の混合の仕方を復習しましょう。
代表的な疾患や薬剤、新薬についても自宅で勉強し、薬歴管理・書き方や考え方も学びます。
また、保険制度や法改正について、医療保険制度や調剤報酬などの関連法規などの最新情報を確認することも大切です。
医薬品の書籍やインターネットを活用して、新しいOTC医薬品の知識を仕入れる努力しましょう。
薬業界の新聞「薬事日報」や各都道府県の薬剤師会が発行する調剤のルールブック「保険調剤の手引き」は役立ちます。

ブランクが長いママさん薬剤師の働き方
ママさん薬剤師は職場探しの他にも準備しておくことが多くあります。
例えば、保育園や幼稚園など、子どもの預け先を確保する場所を用意しなけれはなりません。
自宅の近くに空きがあるか、急病やケガなどの臨時でも面倒を見てくれるか相談しておきましょう。
また、復職するとどうしても家事が溜まってしまうこともあるので、家族の理解も必要です。
ドラッグストアの場合は夜遅い時間帯に勤務することも多いので、旦那さんと家事分担しましょう。
薬剤師の求人は「ブランクOK」の条件だけでも多く見つかるので、無理のない働き方をしましょう。
仕事・育児・家事のすべてを完璧にこなすのは困難な上に、心身ともに負担になるのでNG。
職場に求める条件や待遇は前もって決めておき、妥協しない職場選びをしてください。
労働条件は残業や転勤の有無、年間休日や有給休暇の消化率などをチェックしておくことが大切です。
薬剤師に特化した転職エージェントに登録すると、ブランク後でも働きやすい職場を紹介してもらえます。
復職支援プログラムが用意されている調剤薬局やドラッグストアの求人も多いので相談しましょう。

まとめ


薬剤師の資格はブランクがあったとしても、経験が評価され、復職できるメリットがあります。
一度でも薬剤師として活躍したことがある方は、人材を求めている職場がきっと見つかるはずです。
ライフスタイルに合わせて、無理のない働き方を目指しましょう。
最近は、ブランク開けの薬剤師に向けた研修制度が整っている職場も多いので、復職の環境も整っています。
ぜひ、ブランクがあっても前向きにとらえて薬剤師のキャリアを再開させましょう。