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【練習ロープレ付】薬剤師転職の面接で必ず聞かれる質問と受け答え方

薬剤師転職を成功させるには、面接対策をしておくことがキーポイントとなります。
中途採用でも面接で聞かれる質問事項はある程度決まっているため、早めに対策しておくことが大切です。
決まりきった定番の答え方ではなく、これまでの経験や感じたことを交えたオリジナルストーリーを話しましょう。
今回は、薬剤師転職で必ず聞かれる定番質問と受け答え方、面接での注意点を解説します。

薬剤師転職の面接での定番質問と回答例


まずは、薬剤師転職の面接での定番質問と回答例を見ていきましょう。

自己紹介をお願いします


まず、面接室に入ってからは、簡単に1分程度で自己紹介をします。
志望動機まで熱く語る必要はありませんので、なるべく手短にまとめてスラスラと言えるように準備しましょう。

▼回答例
杉並区から参りました鈴木祐子です。
本日は、わたくしのために貴重なお時間を頂きありがとうございます。
私は〜大学を卒業後、〜病院にて薬剤師として調剤や服薬指導の業務に携わっておりました。
本日はよろしくお願い致します。

志望動機はなんですか?


面接担当者は他にも病院・調剤薬局・ドラッグストアがある中で、なぜその職場を選んだのか気になっています。
勤務地や給与といった志望動機で選んだのではなく他の職場にはない魅力を伝えることが大切です。
前もってホームページや求人情報をよく研究して理想像な薬剤師の人物像をリサーチしましょう。

▼回答例
私は病院薬剤師として、糖尿病の患者さんに投薬治療を携わっていました。
近年の少子高齢化に伴い、生活習慣病の予防に興味を持つようになり、予防医学の大切さを実感しています。
御社は地域密着型の調剤薬局として、在宅医療を積極的に力を入れており、生活習慣病のアドバイスなども行っていると知り、大変魅力を感じました。
医療機関と連携する在宅医療の取り組みにも共感できる点が多いです。
御社は自身の夢を実現する環境が整っていると思い、志願させて頂きました。

自己PRをお願いします


自己PRはこれまでの薬剤師としての経験やスキルをアピールする場面です。
薬剤師として働きながらどんな経験をして何を感じて、そこから何を学んだのかストーリーにして伝えましょう。
認定薬剤師の資格や管理薬剤師の上位役職を経験した方は、積極的にアピールしてください。

▼回答例
これまで、急性期病院の病院薬剤師として3年間勤めました。
患者さんの容態が急変することがあるため、薬剤師は医師・看護師とのチーム連携が大切です。
病棟業務ではコミュニケーションのタイミングがズレてしまうことによって情報共有が上手く行かないことが課題でした。
そこで重要な情報を共有できるようにオンライン上のチャットツールを導入したところ、仕事上のミスが減り、業務が効率化されたのです。
新しいことにもまずはチャレンジしてみる大切さを実感し、今後も意識して取り組んでいきたいです。

退職理由はなんですか?


前職をどういった理由で辞めたのか、転職理由は必ず聞かれる質問ですからポジティブに答えましょう。
人間関係の悩みや年収の低さといったネガティブな理由であっても前向きな理由に変えることが大切です。
ネガティブな転職理由は、「採用してもまた同じ理由で辞めてしまうのでは」と思われてしまいます。

▼回答例
〜大学を卒業後、〜病院の薬剤師として3年間勤めました。
近年は高齢者の患者さんと多く接する中で、在宅でも薬剤師が求められている時代だと感じるようになりました。
前職でも在宅医療に携わっていましたが、調剤薬局の中で調剤して薬を渡す形に留まっていました。
御社では患者さんの自宅へ直接訪問する在宅医療にいち早く取り組んでおられるため、自身のキャリアに繋がると感じ、前職を退職しました。
御社に入社させて頂けたら幅広い在宅医療を経験して、自らのスキルアップに繋げたいと思っています。

将来はどんな薬剤師になりたいですか?


新卒者には薬剤師になろうと思った理由を聞かれますが、転職者には理想の薬剤師像を聞かれます。
面接担当者は回答例を聞きながら、長く勤める固い意思があるかどうか判断します。
自分なりの理想の薬剤師像をイメージして、話せるようにしておきましょう。

▼回答例
私は薬剤師という仕事をしながら、患者さんの心に寄り添える存在になりたいと思っています。
前職では精神科病院の門前薬局に勤めており、医薬品だけでなく声がけや話を聞いてあげる大切さを実感しました。
薬の飲み方や副作用に不安な患者さんも多いので服薬指導にはなるべく丁寧に対応しています。
今後もどんなに忙しい職場でも患者さんの心のサポートを忘れずに病状改善に貢献したいです。

入社したらどんなことがしたいですか?


入社後は何がしたいか聞かれた時は、仕事への取り組み、やる気を評価されます。
一般薬剤師から管理薬剤師を目指したい、認定薬剤師の資格を取得して専門分野を高めたいなど、目標を明確に伝えます。

▼回答例
前職の調剤薬局では、患者さんに提示された処方箋にあわせて調剤し、薬を渡す業務が中心でした。
調剤薬局併設のドラッグストアである御社では、お客様とのコミュニケーションを大切にして、処方箋以外にもニーズを汲み取れるようになりたいです。
そのためには、一般医薬品の知識を深めて、研修やセミナーにも積極的に参加してスキルをアップしたいと思っています。
そして、調剤業務だけでなく、店舗運営やマネジメントといった経営の知識も身につけたいです。

最後に質問はありませんか?


面接の最後にはいわゆる逆質問をされることが多く、転職者のやる気を試される場面です。
今まで質問されていましたが、今度は逆に面接官へ質問する立場になります。
「特にはありません」「大丈夫です」と答えるのはやる気を感じないためNGです。
また、年収や労働時間といった条件は逆質問で尋ねるのではなく、前もって転職エージェントに交渉するのが一般的です。
逆質問は自己PRするチャンスの場ですから、必ず尋ねる事を準備しておいてください

▼回答例
御社に入社させて頂いたら責任のある管理薬剤師を目指したいと考えております。
管理薬剤師になるために必要なスキルは勤続年数の長さの他に何があるでしょうか?
キャリアステップがありましたら教えて頂けますでしょうか?

薬剤師の採用面接で気をつけること


ここからは、薬剤師が採用面接の時に注意したいことを見ていきましょう。
第一印象は言葉遣いや話し方、雰囲気で決まるため、服装やマナーにも十分注意しましょう。
医療従事者として清潔感を心がけて、スーツ姿と髪型やメイクにも気を配って面接に望みます。
基本的に面接で聞かれる質問はだいたい決まっていますので、定番質問はロープレして練習しておくことが大切です。
事前に応募先の情報や特徴、強みをリサーチしておくことが重要です。
志望動機や自己PRは自分の言葉で表現して、オリジナルのストーリーを組み込むことがコツ。
薬剤師としてどんな経験をして、何を学んで、どう自己成長したかは人によって異なるからです。
第一志望の職場で面接で落とされることがないように、事前に入念な面接対策をしておきましょう。

まとめ


薬剤師の転職市場は売り手市場となっており、一般企業よりも面接は穏やかな雰囲気で行われます。
しかし、志望動機や転職理由が曖昧で正確に答えられない場合は、不採用の可能性があるので要注意。
知り合いや家族に協力してもらい、面接のロープをして練習しておくことをおすすめします。
定番質問は必ずスラスラと答えられるようにして本番面接では自信を持って臨みましょう。