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派遣薬剤師として働くメリットとデメリット!高時給で稼ぎやすいの真相

近年、正社員薬剤師ではなく、あえて派遣薬剤師として活躍されている人が増えています。
派遣薬剤師に興味を持っても「本当に安定して稼げるのかなぁ…」と不安に思っていませんか?
派遣社員は契約期間が決まっているため、安定して仕事を維持できるか気になるかもしれません。
結論から言えば、派遣薬剤師の条件は高時給ですが派遣会社によって労働条件は異なるのが現状です。
派遣薬剤師には即戦力が求められるため、未経験者よりも薬剤師として勤続年数が長い方に適しています。
そこで今回は、派遣薬剤師として働くメリット・デメリットについて解説します。

派遣薬剤師の働き方


近年は、国を上げて働き方改革を推進しており、薬剤師も正社員にこだわらず、派遣薬剤師の選択肢をする人が増えています。
派遣薬剤師とは、労働者が労働者派遣事業を運営する派遣会社と労働契約を結びます。
労働者は決められた期間、派遣先である病院・調剤薬局・ドラッグストアにて働くスタイルです。
労働者は派遣会社と雇用形態を結んでいるため、給与は派遣会社から支給されます。
ただし、派遣薬剤師が働く場所は様々な派遣先で働くことになるのが特徴です。
一般的な雇用期間は約3ヶ月となりますが、単発の場合は1日や一週間、一ヶ月の求人もあります。
正社員の薬剤師が副業として単発の派遣薬剤師をするケースも増えています。

派遣薬剤師のメリット


ここからは、派遣薬剤師として働くメリットを見ていきましょう。

派遣薬剤師は高時給


平成30年の賃金構造基本統計調査によれば、派遣薬剤師の平均時給は2,500円から3,500円です。
都市部の派遣薬剤師の時給相場は2,000~3,000円台となっており、月収40万円が相場です。
派遣薬剤師と正社員薬剤師は月収に大きな差はなく、むしろ正社員よりも稼いでいる派遣薬剤師も多く見られます。
正社員から派遣に変えて年収がアップした薬剤師は多くいるのです。
その理由は、正社員の薬剤師は時給換算すると時給2,500円ですが、薬剤師派遣は2,500円以上になるからです。
冒頭にも述べたように、派遣会社によって労働条件は変わり、緊急の案件の場合は時給4,000円〜5,000円になる場合もあります。
派遣薬剤師は比較的どの案件も高時給に設定しているため、派遣に変えても月収が大幅に下がることはありません。
一般企業では地方や過疎地域よりも東京や大阪の都市部の方が年収は高く設定されています。
しかし、薬剤師の給与は働く場所・エリアによっても変わり、地域差が大きい特徴があるのです。

▼派遣薬剤師の時給相場
都市部    2,200~3,300円
地方都市 2,500~3,700円
地方の都市部以外 3,000~4,500円

特に地方や過疎地域では薬剤師・看護師といった医療従事者の人手不足が深刻化しています。
病院や調剤薬局、ドラッグストアの求人を見てみると、過疎地域では都市部よりも好条件で募集されているのです。
地方都市や過疎地域では薬学部の学生が少なく、薬剤師の数自体が少ないため、人材確保が困難な状況にあります。
正社員だけでなく、派遣薬剤師の時給においても高時給を設定して募集しているのです。
職場の場所にこだわらず、高時給の職場で稼ぐならば、地方や過疎地域で派遣薬剤師として働くのも1つの選択肢となります。

勤務時間が明確・サービス残業がない


薬剤師が足りていない小規模の調剤薬局ではサービス残業が多く、一人あたりの業務負担が問題になっています。
しかし、派遣薬剤師であれば、一日の勤務時間がしっかり管理されているため、サービス残業はありません。
派遣薬剤師には勤務時間に従って給料が支払われるため、残業がないのは心身ともに負担が軽くなります。
子育て中の方や解雇中の方も派遣薬剤師は勤務時間が明確になるので働きやすいと感じるでしょう。

人間関係に悩まない


薬剤師は狭い職場のため、正社員の薬剤師の場合は人間関係が悪くても耐え続けなければなりません。
しかし、派遣薬剤師は契約期間のみ働くため、閉鎖的な人間関係にいつまでも悩む必要はありません。
派遣薬剤師として働けば、煩わしい人間関係に長期間悩むことはないのです。
人間関係が嫌になって何度も転職を繰り返すリスクを避けることができるのもメリットです。

勤務条件を選ぶことができる


正社員薬剤師の場合は、結婚・出産・子育てなどライフイベントがあっても同じ職場で勤務します。
しかし、派遣薬剤師ならば、ライフイベントや子供の成長に合わせて、仕事をコントロールできるのがメリットです。
職場の勤務地から労働時間まで、その時の都合に合わせて勤務条件を選ぶことができます。
お子様が小さい間は家庭と仕事を両立させるために仕事量をセーブするといった働き方を選択する事ができるのです。

派遣薬剤師のデメリット


ここまで派遣薬剤師のメリットをご紹介しましたが、すべての薬剤師におすすめの働き方というわけではありません。
次に、派遣薬剤師として働くデメリットもチェックしていきましょう。

良い職場でも終わりがある


派遣薬剤師として働きやすい職場を見つけても、雇用形態により、期間が過ぎたら終了となります。
派遣薬剤師は働きやすい職場に長く勤めることができないことはデメリットといえます。
派遣会社によっては紹介予定派遣制度があり、半年〜1年間後に労働者と派遣先の条件が合えば、正社員採用されるケースもあります。
自分に合った職場で正社員として働きたいと思っている方は、紹介予定派遣制度がある派遣会社に登録すると良いでしょう。

キャリアアップ・昇格が難しい


派遣薬剤師として働く場合は、管理薬剤師やマネージャークラスの昇格、キャリアアップが難しくなります。
ハイポジションの役職を目標とするならば、正社員の薬剤師として、同じ職場で働くことをおすすめします。
調剤薬局の場合は、一般薬剤師として3年間勤めると管理薬剤師として昇格するため、自身のキャリアに繋がります。
また、派遣薬剤師の業務内容は調剤業務や服薬指導が多く、マネジメントや店舗運営、人材育成はほとんどありません。
将来は管理職やマネジメントのスキルアップを目指す方は派遣薬剤師は向いていません。

雇用契約の問題


派遣薬剤師は雇用形態に沿って業務を行いますが、職場によっては勤務時間や残業が多いケースもあります。
派遣会社から聞いていた勤務時間と実態が異なる場合は、派遣先からのサポートが必要になります。
大手の調剤薬局やドラッグストアは派遣薬剤師の取り扱いになれているため、雇用契約のトラブルは少ないです。
初めての派遣薬剤師にチャレンジする場合は、大手の派遣先を選ぶと良いでしょう。

薬剤師が派遣会社に登録する際の注意点


派遣薬剤師として働くメリットは自由度が高く、高時給出稼ぎやすいことです。
しかし、安心して派遣薬剤師とはて働くには信頼できる派遣会社に登録する必要があります。
薬剤師は派遣会社と雇用契約を結んで、給与が支給されて福利厚生が適用されます。
近年は、派遣会社の福利厚生面が充実しているため、育休・産休も取りやすくなっています。
派遣会社によって、求人の量や質、福利厚生制度、フォロー体制が変わりますので、登録の際にはよく検討することが大切です。
派遣会社に登録後、薬剤師と勤務先の希望条件がマッチすれば、即日求人を紹介してもらえます。
薬剤師は全国的に人手不足が続いており、派遣会社は求人を多数保有しています。

研修などスキルアップ支援やアフターケア体制が充実した派遣会社に登録することをおすすめします。

まとめ


派遣薬剤師は正社員と比較して給料は変わらず、むしろ効率的に稼げるので年収アップするチャンスもあります。
ライフスタイルに合わせて労働条件を自由に選んで仕事ができるのもメリットです。
ただし、将来管理職やキャリアアップを目指すならば、派遣を経て正社員就業できる紹介予定派遣を選ぶことをおすすめします。
派遣会社に登録する前から、派遣として働く期間をきめておくと良いでしょう。